HOME >> 薬物治療
薬を使った内科的治療方法に薬物療法があります。
多汗症の薬というものは体内中を回って、最終的に排泄されるものですが、それ故に副作用も気になります。
しかし、痛みも無く、一番身近に感じられるのは薬物療法なのではないでしょうか。
薬物療法で薬を飲むと、副作用というのはつき物です。
代表的な副作用は次の通りです。
口渇
口が渇くという症状がみられます。
それに伴い、味覚の変化や口臭などにもつながる可能性があります。
排尿排便障害
尿の出が悪くなったり、逆にトイレが近くなったりすることがあります。
また、便秘で悩まされることも多く、継続的に薬を使用していると便秘であるが故に体調を崩してしまうこともあるようです。
多汗症の薬、抗コリン薬にはたくさんの種類があります。
それぞれ、薬の種類によっても、副作用というのは変ってきますので、
医師と相談して、服用しましょう。
多汗症の治療には抗コリン剤という薬を使た治療方法があります。
本来、抗コリン剤は、腹痛などの痛み止めに使用する薬です。
通常時では、発汗刺激を行う交感神経の末端から、アドレナリンという神伝達物質が分泌されますが、
汗腺からは、例外的にアセチルコリンという物質が分泌されます。
そのアセチルコリンの分泌を抑えるために、抗コリン剤を服用することで発汗を抑えることができ、
多汗症の治療としても効果が現れるといいます。
しかし、抗コリン剤は汗腺のアセチルコリンだけでなく、全身のアセチルコリンも抑制してしまいます。
抗コリン剤を、継続的に服用することは、おすすめではありません。
抗コリン剤を多汗症の治療の薬として服用する場合は、一ヶ月に一度程度を目安に使用するのが良いそうです。
多汗症の治療に使われる薬に、グランダキシンという、自律神経失調症の症状改善のための薬があります。
自律神経のバランスが悪いと、多汗症症状につながるいろいろな症状が出てきます。
グランダキシンは、本来、自律神経のバランスを整え、のぼせ、発汗、頭痛、動悸などの
症状を抑える薬として効果的ですが、同時に、多汗症の症状の発汗の治療にも効果的だといいます。
また、グランダキシンは、更年期障害や、むちうち症などの治療にも使われていますが、
重症筋無力症や、急性の緑内障などの症状を持つ人は、主治医とよく相談した上で、
使用する必要があります。
副作用として、眠気、ふらつき、めまい、口の渇き、吐き気、食欲不振、
便秘などがあるということも覚えておきましょう。
多汗症には精神的な影響が大きいといわれています。
汗をかくからといって、汗をかかないようにしなければ!や
、汗をかくのを恐怖におもってしまったりしては、
ますます、汗をかいてしまい悪循環になってしまいます。
そんなとき、少し気持ちを変えてみて、いざというときは多汗症なんかどうにかできるんだ、
というくらいの、多汗症に対して、強い気持ちでいることが大切です。
そんな気持ちを後押ししてくれるのが、薬です。
薬は、継続的に飲めば副作用の心配がありますが、大切な日などに、ピンポイントで使えば、
それほど問題にはなりません。
汗をかきたくない日は、あらかじめ薬を飲んでおくのもよいですし、
少し、余裕ができたら、薬を飲まず、ポケットに入れておくだけでも、
最後にはこの薬を飲めば汗が止まるんだ、と思えるようになり、
自然と多汗症に対して余裕が生まれてきて、精神的による汗を少なくしていくことができます。