HOME >> 多汗症の原因・理由
ストレスにより、大量に汗をかいてしまうというのも多汗症の原因の一つです。
過度なダイエット、生活リズムの乱れ、神経質だったり、緊張しがちなタイプといったように、
ストレスをためやすい状況下に身を置いていることによって、交感神経が過敏になってしまい、
大量に汗をかいてしまいます。
この場合、病気による発汗とは異なり、手足など部分的な発汗が多いようです。
このことから、ストレスによる多汗症を、局所性多汗症や、精神的多汗症ともいいます。
生命が脅かされる心配はありませんが、汗をかくことによって、更なるストレスを作り、
悪循環に陥ってしまいます。
また、ストレスによって、他の色々な病気の原因につながる可能性もありますので、
なるべくストレスをためないように、何が原因で多汗症を起こしているのか病院で相談しましょう。
多汗症の原因とはなんなのでしょう?
それは二つに分けられます。
一つは、多汗症の裏に大きな病気が隠れている場合です。
甲状腺機能異常や糖尿病によるものの他、さまざまな内分泌、代謝疾患、脳、脊髄の腫瘍や炎症が原因によるもの、
自律神経などに影響する病気の場合、汗をかきやすくなり、
多汗症のような症状を引き起こします。
この場合の特徴として、全身の発汗が見られます。
このことから、病気の影響で多汗症の症状が出ている場合を、全身性多汗症とも呼びます。
また、内服している薬の副作用で、多汗症の症状が現われることもあります。
急に、全身に汗をかくようになったり、汗をかくこと以外に体調の変化などで、
違和感があるときは、早めに病院へ行き医師の診察を受けましょう。
もしかしたら、多汗症の裏に大きな病気が隠されているかもしれません。
更年期障害によっても、多汗症の特徴があらわれることがあります。
よく更年期障害の女性の話で、びっくりするくらい汗をかくというのを聞いたことがあります。
男女ともに、更年期障害の特徴は、ホルモンの減少が原因です。
40代後半くらいから、女性は、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が減り、
男性は、テストステロンという男性ホルモンの分泌が減ってきます。
そのために、疲労感、不眠症など、いろいろな体調不良をひきおこします。
とくに、女性は、更年期障害のために、卵巣機能が衰えてくると、
エストロゲンという女性ホルモンの分泌が減ってくるため、発汗を抑制できにくくなります。
全身に汗をかく場合や、上半身だけ、下半身だけとても発汗するといった場合もあるようです。
汗をかきやすくなったり、顔がほてったり、更年期障害の症状があらわれ、
多汗症の症状が見られるのが特徴です。
多汗症の症状の中には、病気から起こるものがあります。
その中の一つに、甲状腺機能亢進症と呼ばれる病気があります。
甲状腺機能亢進症とは、バセドウ病とも呼ばれます。
バセドウ病は、男性では1割、、女性なら4割と、女性の方に多くみられ、その症状は特に20〜30代の人に多いといいます。
甲状腺機能亢進症の症状としては、動悸、不眠、疲労感など、体全身に様々な症状を発症します。
甲状腺機能亢進症の病気にかかると、甲状腺ホルモンが増加して、全身に発汗がおこります。
そのために、多汗症として特徴的な症状があらわれるのです。
甲状腺機能亢進症が原因で起こる多汗症の症状があらわれた時には、病院で検査を受けることが大切です。
体全体の不眠、動悸や疲労感に伴う多汗症症状が起こったときにはこの病気を疑って病院で検査してもらいましょう。
自律神経失調症からくる多汗症の症状もあるようです。
人間の体が健康を保てるのも、交感神経と副交感神経の働きがバランスよく
働いていることによります。
しかし、何かが原因で、交感神経と副交感神経の働きにバランスが保てなくなり、
正常でなくなると、過剰な緊張状態が続いたり、倦怠感でやる気が出なくなったりしまいます。
このような症状が続くのは自律神経失調症の人に特徴的な症状です。
多汗症の特徴は、緊張したときに発汗を促す交感神経が敏感になるために、
汗を多くことですから自律神経が正常に働かないと、
普通に交感神経が活動しただけで、多量の汗をかいてしまいまうのです。
このような経験をお持ちの方がいれば、自律神経失調症による多汗症の特徴の症状を
ひき起こしていることを疑ったほうが良いかもしれません。